メンバーTさんが『パニック障害』の対策について書いてくれます。
Tさんよろしくお願いします。
前回パニック障害についてお話ししましたが、その続きとして、娘からきいた対策方法のお話しをしたいと思います。
⭐️パニック発作を防ぐ対策法!⭐️
パニック発作は全体的に、逃げられないと感じる場所で起こるんだそうです。
娘が主に発作を起こす場所は、教室・乗り物・美容院などだそうで、やはりどこも逃げられないと感じてしまう場所ですね。これはそんな場所に行った時の、または外出する時の対策法です!!
飲み物、常備薬を必ず持ち歩く
これは持ち物ですね。飲み物は絶対忘れない方が良いですね!薬を服用する時に、(人によるとは思いますが)無いとかなり困りますよね💦娘は1度飲み物を持っていなかった時があるそうでとても困った為、その日に『絶対飲み物は持ち歩く!!』と心に決めたそうです。
娘は心療内科に通っているので、処方して頂いた薬を常に持ち歩いているので、同じように常備薬がある方は必ず飲み物とセットで持っておくと良いですね。
袋を持ち歩く
こちらも持ち物ですが、要らない方もいると思います。娘はたまに吐き気も伴うそうなので、袋も必ず持ち歩いています。
娘にとっては、薬も袋も持ち歩いていることでそれがお守りとなり、安心感を得られるそうです。
発作が起こりそうになったら唱える
「大丈夫大丈夫」と脳に言い聞かせることが、パニック発作が起きた時に絶対やってほしいことのようです!!
1番効果があると言っていました!
パニック発作が起きそうになったら「大丈夫大丈夫。大丈夫だからね。」とまるで幼児をなだめるように心の中で呟くんだそうです。「辛くなったらいつでも出られるからね。」「ここは慣れた場所だから大丈夫だよ。」など、とにかく自分が安心出来る言葉を心の中で繰り返し言います!そうすることで少しづつ症状が緩和されていくそうです。深呼吸をして呼吸を整えながらするとより良いようです。
大事な事は焦らないこと!心が焦っていたらいくら呟いても効果は得られません。落ち着いて深呼吸しながら繰り返し言うようにしてください。
また、調子の悪い日は緩和されないこともあるそうですが、これをやるとやらないじゃ大違いだそうなので、とても簡単なことなのでぜひ試してみてください!
音楽や本を読んで周りをシャットアウトする
この方法は心療内科の先生におすすめされたことです!「何かに集中していればパニック発作は起こらない。だから、意識をしっかり別の方向へ向けてみてください。」と先生から教えてもらったそうです。
「何か意識をそらせそうな事はある?」と聞かれたので「音楽を聴くとか…」というと「すごくいいですね」と言われたそうです。
それから常に娘は電車などで音楽を聴いています。(道路で聴く場合は気をつけてくださいね!)
また、娘は最強のシャットアウト方を編み出したそうです!それが音楽を聴きながら読書をするというものだそうです。
耳だけだと視界がカバーされないようで目から入った情報で余計なことを考える事に繋がるそうです。
ですがそれが耳には好きな音楽で、目には好きな物語の活字となれば、パニック発作のことなんて忘れられるそうです。本が好きな方は試してみてください。ただ集中しすぎて電車を乗り過ごしたことが何度かあるそうなのでご注意ください。
出入口に近い位置にいる
発作が起きた時にその場から出たり離れたりすると落ち着いてくることがあります。その為、どこにいる時も常に出入口に近い位置にいると安心するので、そうした位置を確保することによって発作が起きにくくなるようです。
例えば、娘の場合は教室という空間で発作が起きてしまっていたので、テストなどを受ける場合も教室のような場所では出入口に近い所にしてもらう配慮をしていただいていました。その他、映画館でも出入口や非常口に近いところに座ったりと、その場からいつでも立ち去ることが可能だという感覚になることで、発作が起きないことに繋がるようでした。
外出する日は体調を万全に!
パニック発作の原因はストレスや睡眠不足です。そのため外出する前の日は十分な睡眠時間を確保することをおすすめします。最低でも6時間以上は眠った方がいいです!お風呂に入ることもお勧めします。身体が温まっているため、寝付きが良くなるようです。
次の日のことが不安で寝むれない方は、本を読んだりヒーリング効果のある音楽を聴いて気を紛らわせましょう。眠れない眠れないとずっとお布団にいるのは逆効果ですからね。
このように今も娘はパニック障害と戦いながら生きています。今はストレスが緩和されているようで、発作が起きても症状が軽いみたいです。その日の体調、ストレスの大きさによって症状の度合いに波があるみたいですね。
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