パニック障害!パニック発作がおきたらどうする??

パニック障害のパニック発作画像 Human
運営K
運営K

メンバーTさんが『パニック障害』について書いてくれます。

Tさんよろしくお願いします。

メンバーT
メンバーT

はい、メンバーTです。私の娘がパニック発作を繰り返すようになり、学校に通えなくなってしまいました。娘はどうやって乗り越えていったのか、パニック障害で辛い思いをしてる方々の参考に少しでもなったら良いかと思ったので、こちらに記していきたいと思います。

パニック障害ってどんなことになるの?

パニック障害という言葉は、きいたことがあるのではないでしょうか?私は昔から存在は知っていましたが、どういうものか全く知りませんでした。パニック障害は不安障害の部類の一つなようです。

突然何の前触れもなく、動悸・手足の震え・目眩・過呼吸・呼吸困難などを引き起こす『パニック発作』というものが起きるようです。パニック発作を知らない人は、心臓や肺が悪いのではないか?と思う人もけっこういるようです。
そして、このパニック発作が「また起きるのではないか」と恐れる予期不安を抱くようになり、パニック発作が起こりそうな場所、又は起こった場所を避けるようになります。その為、外出ができなくなってしまい生活に支障をきたしてしまう場合がほとんどのようです。

娘のパニック発作

私の娘は高校1年生の中頃からパニック発作を引き起こすようになり、学校に通えなくなってしまいました。

教室の席に座るとパニック発作が起きるようになってしまったのです。
最初の頃は、動悸・腹痛だけで終わっていたみたいで、娘もそれがパニック発作というものだとは思ってなかったようです。ですが、それが段々日を重ねていくごとに手足の痺れ・震え・目眩などの症状が増えて酷くなり、遂には倒れる寸前という危ないところまで行ったみたいです。心臓がバクバクして、震えが止まらず、ゼイハーして呼吸がしにくくなり苦しく、頭がグルグルしてたそうです。本当に死ぬかもしれないという猛烈な恐怖に襲われたそうです。

パニック発作はストレスや睡眠不足、過労などが主な原因で引き起こされるものらしいです。娘がパニック発作を起こす前、娘にとってかなり強いストレス要因となる事が度々ありました。さらに慣れない高校新生活というものが重なって引き起こしてしまったんだと思っています。

転校という選択

娘の場合、学校に行くとパニック発作は起きるのですから、学校に通えなくなりかなり辛かったと思います。学校に行ったものの、パニック発作こそ起きていなくても、予期不安に襲われすぐ帰宅してしまうこともありました。
娘と私で良く話し合い、担任の先生にも相談しました。その結果、なるべく学校に通わなくてすむ完全通信制の学校に転校をすることに決めました。

最初は私も娘も転校することに抵抗がありましたが、学校に通えないのだから仕方ありません。通えなければ卒業もできませんし。私達は通信制高校を調べました。完全通信制で学校に通わなくても卒業できる学校がいくつもあることを知りました。丁度、通信制高校の合同説明会があったので行ってみました。でも、最終的には娘がネット検索で自分に合いそうな学校を見つけ、説明を聞きに行き、娘の事情を話すと、受け入れて下さり私も娘も気に入った為、転校先が決まりました。

学校に行けない自分に落ち込み、学校に行けない為に卒業できるかを不安に思っている娘に、転校という提案は道が開けたようで、今では早い行動が出来て良かったと思っています。

受け入れる気持ち

娘はパニック障害になる前は自分がなるなんて思いもしてなかったそうです。きっと皆さんそうだと思います。まさか自分が!?と思うことってあると思います。娘はパニック障害と分かった時には自分の人生がこの先もうダメかもと本気で思っていたそうですし、自分自身をとても責めていました。でもそれだと何も出来なくなってしまう、身動きがとれなくなってしまいます。治ってほしいと思っていても簡単には治らないのですから、受け入れてあげるしかありません。これと付き合っていくしかないのです。

私も最初は受け入れていないというより、理解していなかったと思います。何でそんなことになるのかどんな風になるのか色々娘にききました。学校に行けない自分に対して落ち込んでる娘をなんとかしてあげたいけど、どうにも出来ないのが悲しかったです。でも、私はわりと柔軟な考え方が出来る方なので、苦しんでる娘をみて転校という提案をすることが出来、良い結果になった感じです。

こういった病気は本人が「何で私が」「どうして」と自分を責める事をしてはいけないようです。そして、周りの理解も大切ですね。しばらくは本人も親や周りも戸惑ったり、なんとかしようと試行錯誤すると思います。それは仕方ありません。初めての事って戸惑うものです。でも、徐々にで良いので、最終的には受け入れてあげて下さい。

転校や転職、引っ越しや離婚・別居、自分の環境を変えることは抵抗があると思います。時には逃げだと言われたり、自分で思ったりしてしまうかもしれません。しかし、自分に合った環境に変えることや理解のある場所に行くこと、合わない環境から離れることは、決して悪いことではありませんし、逃げているわけでもないと私は思っています。そうすることによって、自分の人生が開けたり、苦しみから解放されるなら、思い切ってやってみて良いと私は思います。自分で逃げだとか、恥ずかしいとか思ってしまう人は病気を受け入れてないんだと思います。でも、自分自身が受け入れることから1歩が踏み出せると思うので、受け入れることから始めてみてください。

精神科・心療内科

この病気と付き合っていくのには自分に合った精神科・心療内科を見つけるということも、大切です。先生との相性というものもあると思います。

娘の場合は、最初に行った病院ではパニック障害なんかじゃないと診断されました。それを信じて少し通ってみましたが、先生の言うことと態度がひっかかり、どうにも信頼できなくなり、娘はもちろん私とも全く合わない先生だと判断し、転院しました。(この病院のお話しは次回にしようと思います。)

それから、もっとちゃんと娘に合う病院を探さなくてはと、娘と二人で沢山の病院を調べ、口コミも読みまくりました。そして、今現在も通院している娘に合う病院を見つけました。そこでは、娘の症状をきいたとたん「それは間違いなくパニック発作です。パニック障害ですね。」と診断されました。毎回先生にアドバイスを頂いて、薬も処方されています。薬のおかげもあると思いますが、現在は娘なりの対処法が色々あるようで、なんとかパニック発作を抑えることが出来ているようです。(この対処法も次回お話ししたいと思います。)

おわりに

娘は思い切って転校と転院をして正解でした。学校の先生も協力的ですし、病院で処方されている薬も良いみたいです。生きることに前向きになり、勉強も頑張っています。私は親だから娘の為に娘が生きるのが辛くないようにと、娘が辛くない環境にしてあげたいという思いで行動してきました。どうしたら良いのか分からないという時は、1つずつゆっくり考えて、そして行動してみると良いかなと思います。

広告

「やせる道場?」エステ体験行ってみた!

欲しいと思ったらすぐ買える!楽天市場は24時間営業中

コメント