1歳児に家から閉め出された!その時とった行動とは!?

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運営K
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メンバーUさんが息子さんが1歳の時に起こったエピソードをお話ししてくれます。

メンバーU
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息子が1歳の時、つかまり立ちが得意になり、やっとよちよち歩けるかどうかの赤ちゃんの時に家から閉め出されてしまったことがありました。その時のお話しをしようと思います。

つかまり立ちが出来る赤ちゃんがいるご家庭は気を付けてー!

私の家は、対面式キッチンで、リビングの南側が下から上まである窓になっていて、その対極のキッチンがある方に裏口のドアがあります。
私はゴミ捨てに行く時はゴミ集積所が裏口からすぐだったので、10秒もかからないくらいで往復できるので、裏口のドアからさっと出て捨てに行っていました。

ある日、いつものように息子と二人でいた朝、ゴミを出しに裏口からでようとしました。息子がそばに来ていましたが、「ちょっと待っててね」と言い裏口からさっと出ました。ドアが曇りガラスみたいになっているので、息子の動きが目に入り、ドアにつかまり立ちをしているなと思いながら小走りにゴミを出し戻ってきました。

家に入ろうとすると、「ん!?」ドアが開きません。ガチャガチャとバー型のドアノブを下げて開けようとしてもあかないのです!!息子がドアに立っている姿を見た時に嫌な予感は少しだけしましたが、数秒だし大丈夫だろうと思ってしまったのが間違いでした。息子はつかまり立ちをして手をのばすと、鍵になっているつまみに手が届く高さだったので、訳も分からずつまみを触り、ひねってしまったのだと思います。それで鍵がかかってしまったのです。

曇りガラスに息子がドアの所にいるのが分かりました。理解出来るわけがないと思いながらもドアを叩いて「開けて!」と言ってみました。当然無理です。私はどうしようーーー!!!と思いながら、表に周り、窓をトントンとしました。すると息子がレースカーテンをくぐりニコニコしながら「マーマ、マーマ」言って窓をペチペチしていました。私は無理だと思いながらも「ここ開けて」といいながら、窓のカギの部分を指さしたりして色々息子に指示を送ってみましたが、赤ちゃんに分かるはずありません。

どうしたら良いのか少し焦りましたが、考えました。

実家が車で5分ほどの所にあり、うちの合鍵を預けてあったので、歩くと15分~20分かかるけど取りに行こうかとも思いました。しかしそんな長い時間息子を家に一人にしているのが心配で無理だと思いました。

近所の人に電話を借りて親に鍵を持って来てもらおうか?とも考えました。しかしそれでも時間はかかるし、もしも居なかったら・・・と思いましたが、窓ごしに息子を見ていることが出来るからそれがベストなんじゃないかと思いました。

しかし、ふっとどこかからどうにか家に入れないものか??鍵を開けている所はなかったっけ??という考えが浮かび、二階のベランダの窓を空気の入れ替えの為に開けていたのを思い出しました。

私は空いている窓の下に行き、どうにか登ることができないかと周りを見渡しました。
すると、ベランダからしたにまっすぐのびている茶色い雨樋の筒が目に入りました。これにつかまってよじ登ることが出来るかもしれない!!

雨樋はあまり丈夫そうではないので危ないかもしれないとも思いましたが、距離にするとそれほどないので出来る気がしました。私は昔は木登りとか鉄棒とか得意で運動神経が良かったので年を取ったとはいえ、出来そうだと思ったのです。

ここをサっと登ってしまえば一瞬で家に入れるし解決する!近所の人に助けを求めて迷惑をかけることもない!
そう思った私は登り始めていました。年を取って重くなった身体では思いのほか大変で、腕の力も衰えていたので途中で辛くなりましたが、登り切ったら全て解決!という思いで必死に登りました。ベランダの手すりに手がかかった時、ホっとして数秒休憩したのを覚えています。後は足をかけて重い身体をベランダの中に入れるだけ!

成功!!!!

雨樋も壊れず私の体重に耐えてくれました。
2階の窓から家に入り、1階に降り息子と対面しました。息子はさっきまで窓の向こう側にいた私が家の中から来たので不思議そうな顔をした気はしましたが、赤ちゃんなのでもちろん何も分かっていない状態で、ニコニコして寄ってきました。

成功して本当に良かったです。赤ちゃん一人何分も家に一人でいさせるのはとても不安だったので、まず、窓が開いている所があった事と、登ってみようと思ったこと、そして勇気を出して登る行動をした事、成功したから良かったと思えることでしたよね。

それ以来私はゴミを出しに行く時も少しだけ外に出るという時もどんな時も必ず鍵を持って出るようになりました。

まさか赤ちゃんに家から閉め出されてしまうとは!!でも赤ちゃんだから出来ないと思っていて油断していると、大変なことになる事ってきっと他にも色々あるのではないかと思います。気を付けなければですね。

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